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ブルース・リー/死亡遊戯のASAのレビュー・感想・評価

ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)
3.7
ブルースリーの遺作。製作中に亡くなったので多くのシーンで差し替えが入っているので違和感は拭えない。劇中、顔面に銃撃を受けて整形手術を受けるという設定になっているのは柔軟な判断。3回くらい死亡の塔と間違えて観てたけどようやく観れた。(ボスを倒して上に上がっていく内容だから死亡の塔と間違える)
久しぶりにブルースリー映画見たけど、やっぱり、本当にカッコいい。代役の人も頑張ってはいるけど、ブルースリーとは動きのキレとオーラがまるで違う。格闘技や撮影技術の目覚ましい進化を遂げた現代ですらカッコいいと思えるから、当時彼に憧れた人は本当に多かったことだろう。
倉庫でのバイクアクションから階層式のバトルモードに発展したのは謎だけど、B級感があって個人的にはとても好きな展開。1面のヌンチャクバトルはやはり見応えあるし、2面の武術家は雑魚だったが金帯というビジュアルで面白かった。3面の2メートルくらいある黒人には下段に攻撃を集めるという戦術で勝利を収め、ラスボス格の敵には代役の人が頑張って倒した。
ブルースリーが亡くなったこともあって最後は尻切れトンボみたいな終わり方だったけど、持てる手札の中で最善の手法を取った作品だったと思う。
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