ちょうどいい

ローラとふたりの兄のちょうどいいのレビュー・感想・評価

ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)
3.7
うら悲しく枯れた感ありの主人公たち。フランスコメディの面目躍如と言ったところか。

短尺で中弛みもなく、フランス映画に特有の社会性やペーソス感もあり割と楽しめる。

“らしさ”やジェンダーロール、因習が頸木となって無意識の抑圧に苦しむ3人が徐々に解放されていく描写は清々しい。