このレビューはネタバレを含みます
犠牲は成功に不可欠なのか
偉業のためには、ふたりは二度引き裂かれなければならなかったのか
仕事にどれほど情熱を持っていたとしても、愛の前では運命に抗えないことを思い知らされる
「再会したくなかった」
アドリエンヌは表情にすべてが現れているからあの時のぎこちない笑顔も、椅子取りゲームの笑顔も、切なさをたえた瞳も、
余計につらくて苦しかった
作りかけのエッフェル塔の上でのふたりはとても美しかったのに
仕事への熱い思いと恋愛への少しの臆病さを併せ持つギュスターヴ。
助けてくれると信じることができて、川に飛び込めるアドリエンヌ。
終わったあと暫く涙が止まらなかった
ラストがとてもよかった、、
どうかそうでありますように