じろともトン

牛首村のじろともトンのレビュー・感想・評価

牛首村(2022年製作の映画)
5.0
#映画 #movie #映画好きと繋がりたい
#ネタバレなし
◯ #清水崇 監督「 #牛首村 」
脚本 #保坂大輔 清水崇。
◯東映制作。
◯Kōki、萩原利久、高橋文哉、芋生悠、大谷凜香、莉子、松尾諭、堀内敬子、田中直樹、麿赤兒
◯この映画面白い?と連絡があり、怖い映画が劇場であると必ず誘われる、弟が久しぶりに観ようとなって、人の少ない貸し借り状態の深夜回に観てきました。弟は帰りの車の中で、面白かったのは共通でも、感想が全く合わない、自分の見解を何度説明しても解ってないを繰り返してる、弟の感想は何を観てたんだろう?、といつも本人が選んだ映画はいつも失敗してると話してる弟との帰りの感想の噛み合わない会話も込みで楽しんでます。
◯「 #呪怨 」清水崇監督「村シリーズ」の第三弾。
清水崇監督は今後は、村がつかない新たなホラーシリーズを制作するニュースも最近ありました。
◯「 #犬鳴村 」「 #樹海村 」となってるけど、独立した映画で、扱ってる題材が知ってる人は知ってるもので、「犬鳴村」を海外で上映した時に中国の記者から質問された事で、こういう題材を扱う事は不謹慎で怖くなったと、清水崇監督が発言してたのが印象的なシリーズ。
◯清水崇監督は助監督で現場を経験しながら、映画を学校で学んでた時の講師の #黒沢清 監督、「リング」の脚本家 #高橋洋 から課題で撮った10分くらいの短編が、清水はもう商業作品を撮るべきと勧められて、オムニバスもので数分短編2本で試しに撮り、
◯課題の短編も、数分の2本も「呪怨」の雛型なのでその後、1番良くできてるとされるVシネマ版「呪怨」で長編デビューした監督。
◯それが口コミで広がって劇場用長編、続編、ハリウッド版では #サムライミ 監督とアジア圏の海外の映画を買い付けてるプロデューサーのサポートで、清水崇監督の演出スタイルを出来るだけ守ってハリウッド監督デビューでアメリカで興業1位を撮った経歴があります。
本人は同じものを何度も手掛けるのに困惑しながらもJホラーの演出を日本の監督が海外に知らしめた監督でもあります。
◯清水崇監督は、ホラーが得意な監督でも、本人は明るく冗談好きで、子供の頃は人を脅かす様ないたずらっ子だった事がホラー演出のルーツになってると話してる様な監督なので、本人はいたって「見えない」監督だそう。
でも清水崇監督独特の語り口、演出を作品毎に感じる個性のある監督なので、新作があれば観ています。
◯「村シリーズ」はポスターが「騙し絵」になってるので、視点を変えてよく見ると、違う絵が見えてきます。
◯ #山田杏奈 主演「樹海村」はW主演の山田杏奈さん、山口まゆさんと清水監督の3人での音声解説がすごく面白いのでBlu-rayを持ってます。
◯シリーズ全作に「犬鳴村」から続投して時空を超えて、YouTuberの女の子役のアッキーナ(山谷凛香)が必ずいろんな形で出演してて、ほんとにYouTubeに「アッキーナTV」というチャンネルもあるのも毎回楽しみ。
◯「牛首村」は、その話を聴く、話すとよくないとされる「牛首」にまつわる映画で、主演のKōkiさんも初主演とは思えない演技で良かったです。
◯映画はアッキーナ(今回は何故か金髪)と友人が廃墟の配信中に一緒にいた女の子が、ヒロインのKōkiにそっくりだと友人の男の子が見つけてきて、その前から何か解らない違和感を感じてたヒロインが、自分とそっくりな行方不明になってる女の子を探しに行くというのが簡単なあらすじ。
◯先日観たばかりの山田杏奈さん主演、綿矢りさ原作もの「ひらいて」でも印象的だった女優の芋生悠さんが印象的な役で出てました。
◯「村シリーズ」も清水崇監督独特の語り口、演出が冴えてて、自分的には楽しく観れました。
じろともトン

じろともトン