報復されますよ
めちゃめちゃに人塗れ…主に軍人で賑わっているとある汽車。色々と物売りがやって来る中、異彩を放つのは蛇商人。曰く、蛇王の末裔、蛇取り木生（ﾓｸｾｲ）さん。
と、突如停止する汽車！襲い来る毒蛇の嵐！内も外も地獄の様相の大量の毒蛇！加えてクソでかい双頭の蛇！なんとか木生のお陰で逃げ出せた生存者たちだが、一部噛まれた人が。解毒の術は”蛇王谷”の花のみで…みたいな。
識者は分かるんですが、蛇、噛まれる、解毒、花の流れが完全に『シン・アナコンダ』で笑いました。チープ・ヘビの映画はそういう流れを汲む決まりでもあるんですか？ついでに蜘蛛も被る。蛇と蜘蛛ってなんか仲良しなんですか？
話はかなりトンチンカンではあるものの、CGはそれなりで集合恐怖的な物量はヘビに限らず圧巻です。ただ、序盤こそ汽車と蛇の面白さがあったんですけど、山に入られるともう普通のチープ・ヘビなので、もう少し尺を削って汽車だけでやった方がよかった気がします。
ヒロインの静蘭さんが物凄い美人なせいで画が浮きまくってる感じ、なんか凄い。調べたら『ドラゴン・ラビリンス』でヒロインしててウケる。あれも確かに物凄い美人だったんですよ。そしてあれもあれな映画なんですよ。
個人的に気に入ったのは、ソウル系吊り橋、急遽こぞって犬死にしだす最後半です。
