トルーマンバロウズ

水怪 ウォーター・モンスターのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.2
舞台は人食い怪物 水猿の言い伝えが残るとある村、少年スイショウはある日父と共に漁をしていたが目の前で父を水猿に殺害されてしまった。
それから十年後、再び水猿による被害が発生し始めて・・・・。

水辺の村を舞台に人食い怪物 水猿に立ち向かう村人たちを描いたB級モンスターアクション映画。
水猿に大切な人を殺されてしまった主人公たちが力を合わせて立ち向かうという非常にシンプルなストーリーであったが悪くはなかった。
また水猿とのバトルシーンにかなり気合が入っている印象で水の上をものすごいスピードで迫ってくる水猿の迫力や恐るべき身体能力で主人公たちを翻弄する水猿の暴れっぷりはスプラッター描写も相まってなかなかの出来であった。
特にラストの対決は非常にシリアスかつ血みどろの展開で前半のややコメディタッチな展開が嘘のようなギャップを感じた。
水猿が一匹しか出てこないのでこじんまりとした感じはあったが、全体的にモンスターアクション映画としては決して悪くない出来の作品だった。