個人的にはかなり楽しめました。満足しました。本当におすすめです。束縛夫やモラハラ夫物の、夫にクローズアップすると極地かも知れません。夫の死体と手錠で繋がれるなんて究極の束縛ですよね。
あらすじを読んでから鑑賞した方が良いです。私もそうしました。正直、序盤は怠いと言わざるおえないトーンやテンポですが、手錠に繋がれてからは最高のエンターテイメントです。アイデア一発ものかと思いきや、決してそうではありません。死体を引きずりながら強盗から逃げるとかギャグでしかありません。かなり緊迫の場面でも人物配置とカメラアングルでまるでドリフのコントのようにも見えました。
逃げ回る屋敷の構造が説明臭くなく、こちらも理解できる脚本やカメラワークは見所です。
決着の付け方も納得です。
私は面白いと思います。『透明人間』が好きな人はハマるかもしれません。是非劇場でご鑑賞ください。
【2022年ー18本目】
