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十字架の男のSEULLECINEMAのレビュー・感想・評価

十字架の男(1943年製作の映画)
5.0
『田舎司祭の日記』を思わせるような殉教者を描いたフィルム。かっこよさや興奮を完全に廃した、あまりにもリアルな戦闘のシークェンスが嫌になるほど重い。この異常なほどの乾いたリアリズムはネオレアリズモの嚆矢ともいえる作品だと思うし、戦争プロパガンダにしてはあまりに反戦的だと思う。
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