冬の夜、ラジオをBGMに勉強していた正宗達は製鉄所の爆発を目撃する。
その日から町は隔絶され、14歳の冬が止まるーー
少年や少女達は繰り返される日々の“退屈”を紛らわせるために危険な遊びに傾倒していく。それがどんな影響を齎すかを考えもしないままに
子供達の残酷さや、箱庭を壊さないために必死になる大人達、紡ぎ出される言葉がそれぞれに届くたびに何かが起こる。物語としてとても深く、正宗、睦実、五実の関係性が最後まで苦しめる。
エンディングに向かっていくと、主題歌とタイトルの意味がじんわりと沁みる。
とっても良い作品でした。
