kur

アリスとテレスのまぼろし工場のkurのレビュー・感想・評価

3.2
一言でいうとギャルゲーっぽい話だったなーって感想。話の入りの工場爆発から10年後の話っていうのがちょっとわかりにくかった、設定的に10年経ってるってわかる発言が後半の工場での「10年動かしてないけど動きますかね」でようやく確信したくらい、途中で察してはいたけどどのくらいの年月経ってるかはわからなかったからもやもやしながら見てた。
話で大事なのは睦実と五実の関係。そこに注力した結果他の設定はどうでもよくなっちゃったのかな。10年経ったけど人間的変化はしないように努めるって気が狂いそうだけど(そもそもどうやって月日数えてたんだろう)園部のドロドロした告白くらいでしか狂気見出せなかった、最初にもいったようにギャルゲーっぽいお話だから自分のペースで読みたい感じの話だったかな、もう一回くらい見たら感想も変わってきそうな気がする、あの町に閉じ込められた人たちは終わりまでずっと過ごして最後は消えていくのかな、それとも元に戻れるのかな。個人的には戻れないで欲しいな最後まであがいて終わって欲しい。
色々書いたけど恋愛模様は独特で良かった、その点見せたい作品なんだろうなって思うしそういう意味では満足している。
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