きゅうきょくキマイラ

アリスとテレスのまぼろし工場のきゅうきょくキマイラのレビュー・感想・評価

4.0
世界観が尖りすぎてて正直理解し難いところが多い。思春期の少年少女の話なのだが男女の絡みの描写に生々しさを感じて、工場の閉塞感と伴って、いい意味で気持ち悪さを感じる。

さよ朝が大好きでこちら胸糞なシーンはあったが、より気持ちが悪く感じるのはこっち。いい意味で。
ある意味では監督の持ち味が凝縮されてるのだろうが、あまり好きになれなかったというのが正直なところ。
そもそもセカイ系があまり好みではないのではあるが…
話の締めくくり方は好きでした。いつも描きたいのはこういうところなんだなって。

始めから終わりまで絵はほんとに美しいので、それだけで劇場で観る価値あり。