せっち

アリスとテレスのまぼろし工場のせっちのレビュー・感想・評価

3.6
2024年40本目
現実から切り離された同じ冬を繰り返すまぼろし世界でアニメーションの美しさが際立つ。変わることが許されない中で生きることを認識し、受け止めることで成長していくストーリーがいい。

同じ日が繰り返される中でどうやって暮らしているのか設定がいまいち理解しきれなかったけど…記憶はもちろん物も残るということはお金とか物資どうしてるんだ?その辺はSFだから気にしないでおこう。

心が揺れやすい中学生の主人公たちを中心に、生きることに一生懸命な登場人物たちの行動が響いた。ラジオの伏線回収も見事。
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