れみーとまと

アリスとテレスのまぼろし工場のれみーとまとのレビュー・感想・評価

-

大きな製鉄所のある港町。
時代や季節の流れ、変化を止められた町。
そこで暮らす主人公の正宗。

変化のないこの世界に退屈を感じて
クラスメイトの睦実に連れられ製鉄所へ。
そこには製鉄所から出ることを禁じられた
謎の少女が1人いた。

∞----------------------∞
なんかどこか雰囲気が怖くて
不健康な感じ、閉塞感。
なのに興味が沸いて観続けてしまう。
そして別に泣かせにきてるわけでもないけど
なぜか泣けている自分。

ずっといい時を残す、いい時で止まる。
きっとそれで嬉し人幸せな人もいる。
佐上のように。
だけど人は進まなくちゃいけない。
心は動くものだし動くことで
未来へと進んでいくのだから。
好きも嫌いも悔しさも愛情も愛着も
どんな感情も結局は未来へ向けて進んでいる
生きるということ。生きているということ。

脚本を読んで
「私は岡田麿里さんのしもべです」と
この作品に惚れ込んだ
中島みゆき さんの初アニソン。
これがエンドロールで刺さってくる。
劇場で観たかった。
れみーとまと

れみーとまと