たまちゃん

モガディシュ 脱出までの14日間のたまちゃんのレビュー・感想・評価

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ソマリアの内戦時、国外へ脱出しようとする韓国と北朝鮮の大使館員達の脱出劇を描く実話

前半ののんびりムードから、韓国大使館の現地人ドライバーが実は反乱軍の人で、追われていたのを知らずに匿ってしまってからが怒涛の展開。

反乱軍では子供たちも当たり前のように銃を持ち、笑いながらぶっ放してしまうし、道路のあちこちに遺体の山。
尋常ではない世界が描かれていて、目を覆いたくなる場面もたくさん。
大使館内は治外法権で守られてるなんて、そんな常識はこんなにも簡単に覆されるのかと驚いた。

北朝鮮大使役のホ.ジュノってまだ50代なのね!ビックリした。70代くらいに見えたよ。

車の中から、大使館の窓から、道路から、色んなところからのカメラワークで自分もその場にいるようなリアルな臨場感。
特にカーチェイスの場面は物凄い迫力がでした。

反目しあいながらも最後は助け合い、飛行機から降り立った時には視線も合わさない、そんなお別れに涙。

モロッコで全編ロケを行うなんて、韓国映画界はさすが。
とにかくドキドキハラハラ、迫力の映像でした。
観に行って良かった。
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