鶏肉

異動辞令は音楽隊!の鶏肉のネタバレレビュー・内容・結末

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールがめちゃくちゃ短い!笑

主人公自身のパワハラ気質・刑事への固執の問題と家族関係の問題と音楽隊内の不和と詐欺事件と問題が多いんだけど解決に音楽を絡めたり演奏シーンが多い点は良かった
主演の阿部寛の詐欺事件に対しての熱意が高く人間関係が不器用な主人公の演技が上手いし、ドラムを演奏するシーンも画面映えがすごい
音楽隊のファンの老女が亡くなったとき、音楽隊のメンバーで見送るシーンが特に良かった

主人公の態度の改善は後輩女性との対話やセッション、家族問題が解消したのが娘(とその友達)とのセッションを通してなんだけどこれ後輩女性と娘がめちゃくちゃ歩み寄ってくれてしかもいい人だから生じたイベントなので、異動の失意の中から再起する途中とはいえ主人公の情けなさがすごい

音楽隊内の不和は主人公が丸くなったことで解消に向かうんだけど、結構あっさりまとまるので高校生の青春ものみたいだと思った
全員いいやつじゃん

疑問に思うのが告発した刑事課の後輩は謝る必要あるか?パワハラは事実なので主人公に都合が良すぎる気がする

以下はどうしてもツッコミたいところで、
マーチングバンド用の太鼓を抱えながら犯人を蹴るシーン、阿部寛の脚の長さじゃないと無理なシーンすぎておもしろい
田舎の夜の住宅地でトランペット吹くのはまずいのでは…とラストシーントランペットの見せ場で客席と反対側向いちゃ音が届かないのでは…の2点が演出の犠牲すぎる
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