ニコラス・ケイジが本人役で登場するアクション・コメディ。
多額の借金を抱え、仕事も上手くいかず、分かれた妻オリビア（シャロン・ホーガン）と一人娘のアディ（Lily Sheen）との関係に悩むニック（※略称 ニコラス・ケイジ）。
もう俳優は辞めると決めるが、エージェントのフィンク（ニール・パトリック・ハリス）から、ニックの大ファンでビリオネアのハビ（ペドロ・パスカル）という男の誕生日のゲストとしてマヨルカ島へ行くだけで100万ドルという提案を受け向かう。
実はハビはニックと共に即興映画を作りたいと思っていて脚本も準備していた。最初は乗り気のないニックも、映画の趣味（『ガリガリ博士』他）などの話で意気投合していくのだが…
『フェイス/オフ』のニックの2丁拳銃の蝋人形などが置かれたあの部屋のグッズや、時折現れるニックの想像上の分身（『ワイルド・アット・ハート』のニック）のキャラほか、笑いどころも満載。
更に、誘拐拉致事件、CIAもからむバトルアクションから、娘アディとの関係修復まで。笑いとスリルとハートウォーミングで大満足。
ニコラス・ケイジとペドロ・パスカルの二人の相性も最高です。
大事な？ネタとなる『パディントン2』観てないので観なくちゃ。
『The Unbearable Weight of Massive Talent（≒巨大な才能の耐え難い重さ）』は、『存在の耐えられない軽さ / The Unbearable Lightness of Being（1988）』の借用だと思いますが、邦題はどうなるんでしょうか。難しそう。
