まなん

戦場のピアニストのまなんのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.8
ユダヤ人への差別がテーマの物語は本当に胸が苦しくなる
戦争もそうだけれど、なぜ傷つけ合わなければいけないのか、どうしてこんな理不尽な扱いを受けなくてはいけないのか
知りたくない、考えたくない気持ちがないわけではないけれど、過去にした人類の過ちとして私たちは繰り返さないためにも知っていなくてはいけないし、考えなければいけない
今作は実話に基づいて作られており、ピアニストである主人公がピアノによって救われるのが印象的
全ての人が善人でないように、全ての人が悪人でもない
縁や出会いによって人生が大きく変わることがある
運命を信じるわけではないけれど、それはこれまでの行いや、その人の人柄について回るものなのではないだろうか
一つの出来事で立場が逆転してしまうのもなんだか悲しい
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