charme

戦場のピアニストのcharmeのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
4.2
ピアノがなかったらこの人は早い段階で殺されていたのかな、偶然が重なって生きているように描かれていた。普通に生きること、人間の尊厳を踏み躙る戦争は決して許されない。
辛い思いをしながらも、生き残った人が語り継いでいかなければ真実は隠されてしまうというのは悲しいことだ。
最後の将校の人間的なやさしさは良いと思った。
戦争は倫理観や普段の日常が一気にひっくり返るところが恐ろしい。
戦争という一種の異常な状況では感覚が麻痺してきて、人間は正しい倫理観を持ち続けることは難しくなるのではないか。
戦争など、絶対にしてはなりません。
charme

charme