このレビューはネタバレを含みます
今までみた映画の中で一番目を伏せるようなシーンが多かった映画。 戦争なんて見たくない、聞きたくもないようなことであるけれど、こんなことが二度と起きなければいいと心から思うけど、こういう事実があったっていうことは誰もが知らないと行けない事だなと。
死体のフリするシーンは気がついたら息を止めてたし、列から無作為に人が選ばれるシーンでは肩に力が入ってて、どれだけ自分がこの映画に引き込まれていたか十分にわかった。
戦争がどれだけ悲しいものであるか、暴力がどれだけ無意味なものか、先人が自分たちに身を以て教えてくれたのだ、とこの映画を通してわかった。
ヨーロッパ出身のクラスメイト達は小さい頃からこういうものに触れて育ったらしい。いかに戦争がひどいものであったか、自分たちがこれからどんな風に世界に残った傷を癒していけばいいのかを。俺ももっと勉強しよう。