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戦場のピアニストのnokokoのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
4.6
ピクルスの缶を手放さないシュピルマンが印象的。
生きることへの必死なエネルギーを感じた。
ピアノを弾きたくても弾くことができない。それ以前に明日も生きているかわからない。そんな中でもシュピルマンの頭の中では音楽が流れていて。
やっと演奏できた時の感動、久々に食べた甘いジャムの味。彼の感情の機微が伝わってくる。

描写はなかなか凄惨。思わず目を逸らしたくなるシーンもあるけど、こういう作品できちんと目にして、胸に刻み付けることは大事だと思う。
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