石川梵監督作品!
インドネシア・ラマレラ村
400年に渡り鯨漁を生業として生きてきた漁師の漢達と家族。
インドネシアの大海原の美しい映像を空撮で捉え、船上で船先に立ち銛一本でクジラにジャンプしながら獲物を捉える漁師の姿と迫力が素晴らしい(^^)
漁師達は常に生き死にと隣り合わせで鯨と対峙する。
新しい船・親から子へと受け継がれる伝統
亡き家族への葬い…波間を漂う精霊流し
地元九州では鯨も郷土料理なので赤身、ウネ、ベーコンなど日頃よく扱う食材ですが今では高級食材になっています。
本作でも鯨の肉部位はもちろん脂、皮など
燃料として使われたり捨てる部位が無いところや解体作業を興味深くみれたけど皆笑顔で鯨を運ぶ姿は村人達の鯨への感謝と喜びがとても伝わってきたシーン。
一番大切なことは命をいたただくということを忘れないということ。
良か映画!