森永昇吾

流浪の月の森永昇吾のネタバレレビュー・内容・結末

流浪の月(2022年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

何故こんなにも抉られるのだろうか。

多分20代の自分ではこの苦しみは理解できなかったかもしれない。なんだか言語化が難しいけどそういう類の、ある痛みの映画だった。

映画館で苦しくなって泣いたのは初めてかもしれない。


キャストの芝居、構図、アングル、ライティング、ダイヤログ、呼吸、音楽。とくに薄暮が美しい映画だった。

ただ非常に残念なのが、主人公の病気に関する描写や説明がゆるふわ過ぎてラストが締まらなくなっていた。無念。


っていうか柄本明どこいってん。
森永昇吾

森永昇吾