とても苦しい作品だった。でもこの作品を見ることができて良かった。
心にずっしりと苦しい感情が重くのしかかります。
文と更紗も後ろめたいことをしてる訳じゃないのに、真実も状況も何も知らない人たちが、勝手に色眼鏡で2人をみて騒ぎ立てる。それが苦しく、もどかしく、恐ろしい。
写真や気軽に書き込んだことが全てネット上で残ってしまうこの時代では
一度貼られてしまったレッテルは、簡単には剥がせない。それが事実でなくても、誤解でも。それを思い知らされました。
途中、涙で映像が滲んで見えにくくなることが何度もあり、こんなにも感情移入してる自分に驚いた。
鑑賞後は本当にしばらく席から立ち上がれなくて、こんなことは初めてかもしれない。素晴らしい作品でした。
松坂桃李さんの演技がとにかく素晴らしい。そして横浜流星くんも。
今までに見たことのない新しい一面で、こんな演技もできるんだと驚かされた。素晴らしかったです。
文も更紗も幸せになってほしい。それを願うばかりです。
