みっしぇる

流浪の月のみっしぇるのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.2
本屋大賞を取ったものにハズレはないと
最近、本はまあり読まなくなってしまったけど、この本は読みました。いやいや、一気読みしたくなる原作

映画では、あまり描かれてないけど、佐伯文のお母さんは育児書どおりにキチンと子育てしてきた、型どおりに頑張ってきた人
だから、アイスクリームをご飯にしたり
ケチャップベチョベチョの更紗が、眩しく毎日が楽しかったように思う

松坂桃李が8キロ減量したそうで、ドラマで見たアスコーマーチの頃の松坂桃李を思い出してしまった。細くなって髪型かえると若返るんだなーすごい!
そして、あの淡々×2みたいなセリフまわし、ストレスたまりそう。
でも、ふしめがちな表情が子供といる時だけ楽しそうにかわる。いや、更紗といる時もそうかもしれない。更紗も文といる時だけ明るい元気な更紗になれてた。

広瀬すずは「怒り」の時にえっ、あのすずちゃんが汚れ役!!とビックリしたのを覚えてる。そして今作。
彼女は大女優になるんだろうな

横浜流星もすごかった!怖かった!
初の汚れ役?たしか本では、彼も母親に置いていかれた子だったように思う。
やつれた姿もみんな俺を置いていくって心底の悲しみも理解できる。
ああ、もう一回読んで確認したい
友達に貸してるのが悔やまれる

映画の方がなぜ、そうなるか納得の気がした。細かい描写は原作読むとより分かるかもだけど目で観ると理解がふかまるよね
脚本がよくできてます。流石です

どんないきさつだったのか、知っているのは当人だけなのに世間は形通りの想像でしか認めない。SNSは一生ついて回る
いっそ、全て明らかにしても また別の意味で追われる事になるのだろうな

ラストの松坂桃李 衝撃でした。
薄暗い中、良く見えずジーッと一点集中!
何にって観たらわかります。てへへ😂

終わったあとも余韻が残ってズーンとした気持ちで帰って来ました。

子役の二人も良かった〜
特に更紗の10歳の時をやった白鳥玉季ちゃん横顔がすずちゃんにとても似てた

本当は原作読んだから行かなくても良いかなーと思ってたのですが、観にいって良かった。

のんchanありがとう🥰