わたしはこの映画にでてくる「ロリコン」とか「きもい」などと言ってる外野と何ら変わらないなと恥ずかしくなった。正直この映画観るまで、てっきりロリコンの誘拐犯と幼い女の子のストックホルムシンドローム的な話なのかと思ってた。全然違いましたごめんなさい。
めっちゃくちゃ泣いた。文と更紗が横に並んでアイス食べるシーンがすごく好き。「尊い」って言葉今まで使ったことないけど「尊い」ってこういう時に使うのかもと思った。
大人になった更紗がすごく芯のある女の子でかっこよかった。広瀬すずちゃん演技すばらしいね。幼い時の更紗を演じた女の子もすごい。大人びた声が素敵。え、『凪のお暇』のうららちゃんか!!白鳥玉季ちゃん名前覚えておこう。
松坂桃李はなんかもう演技がどうとかじゃなくてそこに立ってるだけで伝わってくるものがあった。横浜流星の狂気っぷりもすごかったーー。この人イケメンでさらにこんなことも演れちゃうの、すごいな。
お店の名前‘Calico’の意味を書いてる方がいて、気になって調べて「えー!そうなの?!涙」となった。それを劇中でわざわざ説明しないのがまたニクい(わたしが聞き逃しただけだったりして…)あーーーもう思い出しただけでまた涙がでてきちゃう。原作ファンが多いのも納得。読みたい。
松本が舞台になってるのも良い。友達が何人か住んでて一時期2ヶ月に1度遊びに行ってたくらい大好きな場所。コロナ禍になってからしばらく行けてないけど、早く前みたいに遊びに行けるようになるといいなあ。文と更紗が住むマンションはどこなんだろう。ああいう古びたマンションなんか惹かれちゃう。
〝更紗は、更紗だけのものだ 誰にも好きにさせちゃいけない〟