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流浪の月のYKのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
3.5
「現代社会の生きづらさ」を描く映画。これはもはやあるあるテーマで、一定の評価も得やすい。が、本作で特筆すべきは、物語を徹底して映像に語らせようとしている点だ。それが評価を分けるポイントの1つでもあるが、ホン・ギョンピョの撮影はすばらしい。

劇中には2つの世界が存在する。固有名詞で言えば、虚構チックで幻想的な「パプリカ」と、同時代的で地に足ついたあいみょんの歌詞が対照的。
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