画面が鮮明になったおかげで、カメラがどこにあるかとか、何台あるかとかばっか見てしまった！
セリフがほぼ原作そのままというのはある意味原作準拠だが、映画と漫画のテンポ感の違いがうまく置き換えられていない気がする。
主人公平山はよく空を見上げる。朝の光、木漏れ日、夕暮れ。彼がスマホを持たないのもあるかもしれないが、一瞬一瞬のそこにしか存在しない景色を見つめる眼差しだった。フィルムカメラで、毎日同じような風景を撮っ>>続きを読む
思ってたのと違ったし思ったより良くなかった。言わさなくて良いセリフ、見せなくていいカットが多い。
グラデーションのようで、水の中のようなピンボケ画面に、主人公ソンモの宙ぶらりんな表情が見えるよう。ホンサンスは、これまでの作品の中で最も若い映画監督を描いた。
朝ドラのようなゴジラ。戦時戦後の混乱を扱ってるにも関わらず、政治的要素はあえて曖昧に。老若男女たのしめる。まさに国民的ドラマ映画。自分は朝ドラはあんまり好きじゃないが、今作を朝ドラとして考えるとめちゃ>>続きを読む
部外者視点で見ると、家族や友人を犠牲にしてまで試合を続けようとする主人公に共感できない、となってしまいそうでもったいない気がした。上映後のトークショーで、制作スタッフの多くが家族や友人を故郷において亡>>続きを読む
