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流浪の月のnishio3のレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
3.0
面白い!映画じゃ…ないのよ…🥲
このタイプの映画はレビュー(になってないけど)で自分の感想書くのも躊躇する系

原作知りません。

松坂桃李そのものにすごく興味がある訳では無いけどシンケンジャーが好きなんで←アホ
最近だと「あのキス」がめちゃくちゃ楽しかったし「空白」でも評価は鰻登り。

その彼に負けじとキャスト全員が凄まじい。
ロケ地も都会じゃないのが良い。
音響効果?も良かった。
普通のTOHOスクリーンだったのにグォォォォっと来た。


《本編について》
他人の価値観の集合としての「常識」
それによって個人の自由は誰しも得られていないのかもしれない。
そんな事を考えました。

とにかく当事者の話をちゃんと聴かない!
個人のバイアスを絡めてしか聞けない!
それが国やら組織やらという現実!

とはいえ彼と彼女に社会が干渉しない事、
つまり社会から切り離す事は正解か?
描写的にも働く事ができなかったり…となるし。

現実でこの様相を目の当たりにしたら。
当事者からの言葉を真っ直ぐに
そのままに受け止められるだろうか。
「何もなかった。」事を証明するのは困難であるとよく言われる。
なのに「何かあった。」は一方的な他人の思い込みでとても簡単に認定される。

鑑賞者としては、ふみがロリコンだったのかどうかもよくわからない。ん?ロリコンの定義もよくわからないぞ。犯罪になる線引きは?
「ロリコンでなくても人生は厳しいよ」
小学生に言っちゃうくらいどこか息苦しさを抱えて生きてきた。
でもそれ同等の苦しみを抱えてるのを初見で感じ取って手を差し伸べてしまった。
現実にはそうそういない常識外れ。
と、一蹴しがち。常識とはなんなのか。
なぁ…😑
同様の苦しみを知るが故の優しさセンサー全開開放状態としよう😇


《不明点》
死んでも知られたく無い事は病気の事?
脱がないと伝わらない事だとすると…
外見的コンプレックス???
と邪推が入り、
ロリコンなのか純愛なのか
何がどこに向かっているのかわからなくなってしまった。

病気が何であれ、2人には純愛で真実という解釈にします
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