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流浪の月のdadaのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
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ワンカットのDVシーンなど、目を見張る場面はいくつかあるけど全体的に印象が薄かった。松坂桃李の抱える過去や事情が、誘拐という犯罪を正当化するには整合性が弱いように思える。主題と結論は何だろうと見ていると映画が終わってしまった感じだった。原作との解離があるかもしれない。悪人を見た時にも似たようなことを感じた気がする。

150分の長尺を使うなら、朝が来るみたいにガッツリ2部・3部構成にした方がパンチの効いた映画になったのでは?と思った。
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