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流浪の月のmのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
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亮くんも、誰かに抱きしめて受け入れて欲しかったんだねえ

他人に受け入れられない気質や思考を持ってもそれでも生きてくしかないし、それが他人にばれないようにずっと隠して取り繕って普通の人のふりしなきゃいけないし

分かって欲しいけど分かったような顔されたたくないし、表層を掠めとっただけで奥底を見た時拒絶されたら、期待した分傷つくし自分もまた壁を張ってしまう

傷ついた手だけじゃなくて傷つけた手も抱きしめて欲しいし、それが叶ったから亮くんはもういいよって言ったのかな


共感されないと、いいねが貰えないと、賞賛の言葉を貰えないと存在を否定されてしまう時代だからこそ、目の前の人の目を見て手を握って対話しなければいけないな〜
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