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流浪の月のpenのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.6
2022年13本目
原作未読、予習なしで鑑賞
言葉で言い表すのが難しい…映像の1秒1秒が非常にこだわって撮られていて、特に光の使い方が印象的でした。
好き嫌いがものすごく分かれそうな気がするが、私はこの切なくずっしり重い空気感とても好みです。150分はまったく長く感じませんでした。

『人は見たいようにしか見てくれない』
本当にそうだよな、、と。これは実生活でも感じることで、個々の価値観で判断されてしまうし、私自身もしている(気付いてないところでも)。全員がお互いを100%理解しなくても、文と更紗のようにお互い1人でもいれば救われるのであろうか。

印象的なシーンは、ちらかった部屋で幼少期の更紗がビー玉を転がす部分。音や光がキレイで心地よかった。
(過激だったので怒り狂う亮のシーンも。横浜流星はファン離れていかない?大丈夫?って不安になるほど役がすごかった。それを演じれてしまうのが素晴らしい…)
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