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流浪の月のmakingのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.0
とても良かった。ストーリーというか雰囲気と俳優陣の演技が良かったですね…………特に横浜流星のDV彼氏ムーブと血だらけの広瀬すずには興奮せざるをえなかった。最初横浜流星だって気づかなかった。あと文の写真をネットにばらまいたのが彼氏だって分かった時の広瀬すずの目線がすごい良かったです。「あっ、すごい怒ってる………近寄らんとこ。」みたいになりました。
松坂桃李に関してはもうなんか単純に好き。出身のヒーローと正反対の役とか色々な役やっててダニエル・ラドクリフと同じ様な気概を感じますねお芝居上手いし。

更紗の文に対する感情は文が更紗に場所を与えた人間だから何となく想像つくけど、文が更紗に抱く感情がどんなものなのか謎……。幼女更紗に対しては恋だと思うけど、大人になった更紗に対してはなんなんだろう…。友愛でもないだろうし、恋愛でもないだろうし、親愛ともちょっと違う気がするんですよね……。
思うんですけど「正常に」他者に何か特別な感情を持つ以外に、「ヤれるかヤれないか」とか特別な感情にも区別を付けれる指標を持っている人って、対人関係でもいざこざが起きにくいんだろうなと思いますね(判断をする他者が同カテゴリーにいる場合に限りますけど)。他者にも異なる特別を与えることができるから他者も安心できるんだろうなと。
あと、先天的ロリコンってなんで生まれるんやろ〜とか思ったけど、若い子に性欲抱ける方が生存戦略としてはいいからかという結論になった。初潮迎えてないような子に性欲抱くぺドは謎。

単純に疑問だけど「誘拐」と「保護」(文の場合保護目的だったのか分からないけど)の境目ってどう判断すればいいのか謎。保護者の同意の有無とかだと思うけど、現実同意取るのが難しい・保護者から逃げたいっていうのはどうしたら良いんですかね…。

よく探してくるな〜って子供時代演じる子役を見るとどの作品でも思うんですけど今作でも思いました。
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