配信で観たので特別編で監督と編集の方との話しも見て、この作品の難易度がわかりました。
ストーリーも複雑で、傷を負っている者が更に普通ではないことで傷を負う。
合意の元が未成年に適用されないのはわかっているが、観ていて二人の生活を壊さないで欲しいと願ってしまう。
「もうやめてくれ！」の文の台詞は心が痛かったです。
俳優部の皆さんは若いながらも実力派で感情移入がしやすかったです。
映像も光をとても上手く利用していて、登場人物の気持ちの表現に一役かっていました。
実はカットされたシーンもとても素敵なものばかり。
時間との戦いで本編では観ることは叶わないが、もっともっと表現したい感情があった本作。
個人的にはもっと長い上映時間でも、監督の撮った流浪する月を眺めていたかったです。
