わの

流浪の月のわののレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.5
さらさは、さらさだけのものだ
誰にも好きにさせちゃいけない

1人の男が少女を救うはずが、世間の目にはそう映らなかった

きっとその日、雨が降ってしまったこと、そして近しい名前で呼び合ってしまったことが彼らに永きに渡る苦しみを与えることとなった

問題は大人同士の方がよっぽど深刻なのかもしれない、あるいは問題自体には大きいも小さいもないのかもしれない

月のようにさすらう日々の中で
わの

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