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流浪の月のrinのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
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凪良ゆう先生の汝〜は読んだが、こちらは原作読まずして先に映画を。
凪良ゆう先生は人間の深いところを描くのが美しい。そして劇中歌のピアノもとても好み。
湖の水面や月、雲の流れ、カーテンの木漏れ日など、自然描写が美しい。小説で思い描く情景が、視覚情報としてしっかり入ってくるのも映画ならでは。
2人で座り込んでアイスを食べるシーンが脳裏に焼きついている。
「更紗は更紗だけのもの。誰にも好きにさせちゃいけない」っていう台詞が、すごく考えさせられた。深いテーマだからこそ、見終わった後の余韻。これは原作を読まねば…
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