ジェイソン・モモア主演のアクション映画です。(詳しくは書けませんが主演と言ってよいのかは悩むところです・・・)
がんで闘病中の妻を亡くした男が主人公で、妻の命を救う頼みの綱であった後発医薬品を市場から撤退させた製薬会社に制裁しようとしていた。
真実を追ううちに、主人公とその娘は命を狙われることに。主人公は娘を守るため、巨大な陰謀に立ち向かうことを心に誓う、といったストーリーです。
観ていて思うのは、違和感を感じること、この一言につきます。ただ、この違和感はそのあとの伏線となっており、これは予想できませんでした。ネタ明かしの場面では、一瞬何?と思うほど、理解するのに若干時間が掛かりました。
ネタバレになるため多くは語れませんが、視聴した後だと、タイトルの意味についてもなるほどと思うはずです。(非常にもどかしいのですが、本作を観た方なら分かると思います)
最初の方はアクションも多くはなく、それほど見どころのある作品ではないのですが、中盤くらいからアクションが増えていき、かつ違和感を感じる場面がいくつか出てきて、そこから面白くなっていきます。(逆にそこまで観ていないと途中で観るのをやめてしまう可能性もあります)
ジェイソン・モモアについては、そんな筋肉モリモリの父親ってそんなにいないのでは・・・?と違和感を感じるものの、鬼のように強いわけではないので、その点は現実味があった良かったです。
あと、娘役のイザベラ・メルセードのアクションはなかなか見どころがあり、調べてみたら、エイリアンロムルスにも出演していました。(ケイ役の俳優さんです)
ここまでアクションができるなら、アクションを前面に押し出した作品に主演も合いそうです。
個人的にはジェイソン・モモアが無双する感じの作品を期待しましたが、そこまでではなく少し肩透かしを食らいましたが、伏線回収は見事でそれだけでも見どころはあるので、展開が読めない作品を視聴したい場合にはおススメです。