MasaichiYaguchi

ARGYLLE/アーガイルのMasaichiYaguchiのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.8
「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督生み出した“新たなスパイ映画”は、超過激アクションを交えながら、スパイ映画の定石を逸脱した予想の斜め上をいくストーリーを繰り広げていて、最後までワクワクしてしまう。
謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を大切にしている。
新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。
やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明する。
エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが、意外な真実が解き明かされていく。
作家エリーをブライス・ダラス・ハワード、彼女を救うエイダンをサム・ロックウェル、エリーが描く小説の主人公エージェント・アーガイルをヘンリー・カビルが演じ、そのほかジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、シンガーソングライターのデュア・リパらが共演している。
果たしてヒロインは絶体絶命のピンチを切り抜け、もとの平和な日々を取り戻すことが出来るのか?