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ARGYLLE/アーガイルのMasterYuのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
2.9
大人気スパイ小説「アーガイル」を執筆するエリーは、愛猫アルフィーと共に田舎町で平和に暮らしている。
ある時、執筆の続きを実家で書くために列車に乗ったエリーだったが、車内で突然命を狙われる。しかし目の前に座ったスパイを名乗る男が迫り来る暗殺者たちを撃退。エリーは訳も分からず巻き込まれていくのだが・・・。

「キングスマン」シリーズで、スパイ物を既に撮っているマシュー・ヴォーン。
正直「またスパイ映画?」と思いましたけど、ティーザーの画的な魅力はありましたからね。公開日に鑑賞しちゃいましたよ。

プロットは好みの部類でしたし、掴みはOKというオープニングアクトは、さすがマシュー・ヴォーンという感じでしたが、139分という尺は長過ぎで、演出的にもダラダラッとした印象。
アクションの遊びは楽しいものの、「キングスマン」の焼き直しの域に収まっている。
私的にはメタフィクションにするより、そのまま小説「アーガイル」の内容をやっちゃった方が良かったのに、なんて思ってしまいました。
ミッドクレジットシーンで、「キングスマン」との繋がり(?)をぶっ込んでましたが、「キングスマン」の続編が心配になってしまったのは私だけではないのでは?
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