大傑作！これぞ娯楽映画！
マシュー・ボーン監督の陽キャ全開なエンタメ炸裂加減が気持ち良い。理屈よりも派手なことを優先し、何よりも細部の造形美が素晴らしく（例：丸角の猫バックなど）本当にポップなものを作らせたら超一流だと再確認した。
スパイ映画として王道を貫くも四転五転する急展開で一筋縄ではいかないのも、ちょい役だけどデュアリパが美し過ぎるのも、カヴィルの贅沢な使い方も、全てがセンス良い。特に作家の妄想スパイであるカヴィルと現実スパイのロックウェルが同じアクションを交互に繰り広げる描き方の素晴らしさったらない。ポップでカラフルで可愛くて、相変わらずちょっと毒っ気あるのも含めてフェチ過ぎる！キングスマンとのユニバース展開も楽しみだ！
