ぺんじん

ARGYLLE/アーガイルのぺんじんのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
2.9
自分的にはかなり厳しかった…
『アーガイル』という物語の中の小説、味方、敵に誰1人プロフェッショナルがいなくて、全体的に幼稚。
後半の展開にはそういう事だったのか!という驚きはあるけど、いきなりなんでもありなヒーローが現れてしまっていて、あまりにもリアリティが無いと思っちゃった。5年間の空白期間とは?あとその間いくらでも殺すチャンスあったのでは?
アクションのアイディアは素晴らしかったけど、あまりにも敵が書き割り過ぎて、アクションの派手さに比べて、迫力はあまり無かった。
『キングスマン』は敵の得体の知れなさがあったり、死の恐怖があったりしたけど、今回は主要人物が呆れるほど死なないので(その割に敵のモブキャラは言葉無くドンドン死ぬ)、コメディとはいえどスパイ映画としてはあまりにも緊張感が無い。
サム・ロックウェルはいつものサム・ロックウェルだから楽しめるかも知れないけど、バディものの化学反応みたいなのは無かったかな。
あと最近では類を見ないほど猫の扱いが酷かった。かなり不快なので、猫が死ななければ良いという問題では無いと思う。
全体的には緊張感の無いただの内輪揉め。子どもと子どもの喧嘩。
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