ミラベルと魔法だらけの家のmomongaのレビュー・感想・評価

往年ディズニーは、王国としての気品、象徴としての家族を提示してきた。

しかし、女性たちは、その家族の枠組みの中で生きて行く事を強制され、なかば諦めた形で、責任という名の押し付けを繰り返してきた。

ミラベルが素晴らしい点は登場するキャラクター。特に女性たちは、誰も今の暮らしに納得してない。

魔法＝女性として生きていく。事を強制されるのは、この現実社会でも地続きであると思う。

これは、家族の中で居場所を探してしまう全ての人の為の映画だった。