なんとなく劇場公開を逃してしまって配信で観た！端的に言うと流石のディズニークオリティでよかった。
監督の二人は『ズートピア』コンビではあるけど、やはり今作の色を一番濃くしているのは音楽を手掛けたリン・マニュエル・ミランダだろう。
カラフルな世界観で展開されるラテン系ミュージカルという点で同じリン・マニュエル・ミランダが手掛けた『イン・ザ・ハイツ』に近いものを感じた。
家族の崩壊と再生、そして真の「家族」とは？と問いかける作品。ミラベルのギフトは人の心を繋ぐこと。
ただし乗れない点があるのも事実。まずやはりミラベルは行きあたりばったりに行動するので展開に必然性がなく感じた。ラストもやはり街を壊されたのは事実なわけだしあんな温かいのってあり得るかな？ブルーノとミラベルは簡単に受け入れられすぎだと感じた。
アニメーションのレベルは高く音楽も好きだけど、あくまでファミリー向けと感じたかな。
