サクサンカリアン

ミラベルと魔法だらけの家のサクサンカリアンのネタバレレビュー・内容・結末

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

歌も映像もすごく素敵だったけどつらい気持ちがそれより強かったな

一人ひとり抱えてるものがあってそれ故に人にあたってしまうことがあるのもわかるしどうしょうもないことだってわかるけどそれを理解した上で許すか許さないかは個人の自由なので許してあげられたミラベルは優しくて強くて存在そのものがギフトだね

私がミラベルだったらおばあちゃんを筆頭に皆それぞれちょっとずつ嫌なやつに見えるから大っきらいになってたと思うし家が壊れてギフトがなくなった!って聞いてもざまーみろとしか思わないだろうな
兄弟やおば一家とのちょっとした衝突は謝ってもらって関係改善されれば受け入れられるけど、おばあちゃんから受けた心の傷はおばあちゃんの心情を完全に理解したところで治らないし受け止めて許してあげられない自分も嫌なので家族まるごと縁切って遠い土地に行くと思う

歌や映像はほんとにほんとにいいと思うんだけど個人的に家族は他人で絆とか微塵も感じてないのでストーリーとしてはモヤモヤが残っちゃった