かつてのディズニープリンセスやアメコミヒーローに対するアンチテーゼのようにも思える作品。
キリスト教において才能とはギフトであり、後天的に努力して得るものではなく、天から授かるもの。
そして、ギフトは公共のために還元しなければならない。
そのため、ヒーローには常に責任感が伴い、プリンセスは完璧であることを求められていた。
しかし、ミラベルと話すにつれ、彼らは徐々に荷を下ろしていく。
今までのディズニー作品だと主人公が最後は魔法が使えるようになる展開だったが、決してそんなことは起きないところが非常に今の時代らしい。
スターウォーズだと「最後のジェダイ」に近いような感じ。
日本語は歌と相性があまり良くないので、おすすめはスペイン語吹き替えで見ること。
