まずこの映画を真っ当なホラー作品として認識しているなら観ない方が良いかもしれない。
前半部分はホラーとしてちゃんと恐怖が増長していく感覚に襲われたし上映館数を考慮すると意外と優秀。誇張し過ぎず安過ぎずでリアリティを感じる。
丁寧に迫っていくのでゾクゾク感が背中に張り付いてきて久々にコレコレって思えた。
ただこの作品はサブタイトルにあり通り人怖な側面もありスプラッターでもある。中々にグロいので苦手な方はご注意。
要はホラーという皮を被りながら幾つかの要素を肉付けしていて成り立っている。音楽の使い方にもそれが表れているのでこういう作品なのだと納得できると思う。
個人的には評価の上がり難いホラー作品としては推したい部類だなという感想。
知らなかったのだが舞台挨拶付き。５日で撮ったとか。大学の試験に血糊が残ってる状態で行ったとかハードスケジュール。
