Kosuke

私ときどきレッサーパンダのKosukeのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
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いつまでもお母さんにとって良い子でいたい自分と、自分の好きなことをしたい自分の葛藤、それが起こる思春期を描いた作品

レッサーパンダは何のメタファーなのか考えたけど、「思春期に現れる周りを驚かせるもの」「自分の一部であり尊重すべき部分」とメタに考えると、思春期に発現する自分の中の怪物(個性)なのかなぁ、と。自分に置き換えると、一時期女装して親を悩ませていたので、感情が昂ると「レッサーパンダに変身」→「女性に変身」と考えるとわかりやすい。

何となくアニメーションが日本アニメっぽいなぁと感じた。同じアジア人の話という以上に表情の作り方や演出等、監督の好みなのか親近感がある。ドラえもんのスタンドバイミーみたいな。そういう世代のアニメーターが増えてきたということかもしれない。
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