てる

私ときどきレッサーパンダのてるのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
5.0
いやいやいや、こんなのわたしの物語やないかい。。。。。。全部わかりすぎて、この映画を人類でいちばん「わかる」の、自分じゃないかと思うレベルだった。

母親との関係も、自分の自我がメキメキ現れる感覚も、お父さんがいちばん理解してくれるところとか、わかりすぎて……!!

いちばんわかりが深かったのは、自我が芽生える一番のきっかけは「推し」に会いたい!!!!!という欲望なところwwwww自分すぎてメチャ笑った。

仲良し4人組が暖かくて、毎回泣いちゃったな〜。あのちょっと陰キャなかんじもわかりすぎてwwwわたしもああいうタイプの学生だった。

前半はお母さんの対応全部地雷すぎてみててつらかったくらいだけど(めいめいちゃんの好きなもの否定してくるとか本当嫌すぎた)、めいめいちゃんがどんどん自分を掴み取っていく過程が最高で最後まで一気に見た!!

お母さんはお母さんで葛藤あるのわかるけど、今は娘だし、そんなの知らんがなって感じで、最後のクライマックスも、めいめいちゃんやったれーー!!って感じでした。

ラスト、お母さんがあそこまで徹底的に折れることは現実世界では難しいと思うけど、時間と距離が解決してくれるよ……😌

いやあ、めちゃくちゃ良い映画だった。

これはお母さんと子供が一緒に見に行って、子供はレッサーパンダかわいい!ってなって、お母さんが学ぶタイプの映画なんかな?すごいな〜〜
てる

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