アレハ

私ときどきレッサーパンダのアレハのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
5.0
"女の人生"の話の話をずっとしてて本当に良かった
娘と母親、女友達との友情、同じ運命を背負った女の親戚の結束、かっこいいアイドル、生理、恥ずかしいイラスト、かつて"少女"だった"母親"…!これこそがシスターフッドだよ
"女"をやってきた人間だけがわかる世界がこれでもかってぐらい詰め込まれてて胸が苦しくなると同時にこんなにエンタメに寄り添われた経験がなくてドキドキした…
スタッフほとんど女性って聞いてなるほど!てなった 監督のドミーシーは本当にカナダ国籍の中国人女性で、ブラックパンサーがアフリカ系の人たちで作られたのもそうだけど、ただ舞台にするだけじゃなくて現場に当事者がいることの大切さが本当に直に作品に反映されるなぁとつくづく思う
私たちはこれまで白人男性(圧倒的世界の強者とかマジョリティ側からの)視点で描かれたものばっかり見せられて来たから、こういう作品(女性が作ってる/女性の人生の話/女性が男性好みの容姿じゃない/アジア人の話/個性を尊重する話 とか…)をポリコレとかフェミとかいって反発する人がいるのも仕方ないのかなぁとは思うけど、やっと世界が変わってきたところだからこれからももっとこんな作品が生まれ続けてほしいよ!!!
これだけ言ったけどレッサーパンダ可愛すぎたしアイドル見るときみんなかおがぴえん🥺になるのわかりみすぎるし難しいこと考えなくてもめっちゃ癒される映画だった🫶
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