韓国で生まれ3歳の時にアメリカで養子となったアントニオ。
シングルマザーだったキャシーと結婚をし彼女の子供ジェシーとお腹の赤ちゃんと幸せに暮らすはずだった。
何という理不尽な話しだろう。
貧しいながらも幸せだった。
白人警察官の理不尽な行動により強制送還。
アメリカの法律家が彼らの幸せを奪った。
ただ単に義父母たちの怠慢だけでは無い。
いかにアメリカが冷たいか。
多くの国際養子縁組の人達の悲劇が今もなお続く。
アントニオ達のような家族がきっとたくさんいるだろう。
許される事ではない。
この事実を受け止め忘れてはいけないと思った。
無関心であってはいけない。
ラストシーンは号泣だった。
キャシーがアントニオに向けて歌が心に沁み渡った。
主演を務めたジャスティン・チョン監督。
素晴らしい俳優でもある。