みくちま

ブルー・バイユーのみくちまのネタバレレビュー・内容・結末

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最後になるにつれ徐々に目がうるうるして最後のジェシーが行かないでっていう所で号泣。
ジャスティン・チョンが本当にすごい。
上手くまとめれないだろうけど思うがままに書いてみる。

98年までに養子縁組になり市民権を持たない子供は国外追放を受ける。
アメリカの制度のことはあまり認知していなかった。この映画に出会ったおかげで知ることが出来た。
国外追放とは言葉の通り想像できるが、今住んでいる国で家庭を持っていて追放されると言葉で表せれないほど辛い。
自分が今の環境で突然日本から出てくださいと言われたらどれほどの思いだろう。
この映画のキャラクターについて、
途中出てくるベトナム人のパーカーがすごく良かった。パーカーがバイクに乗る時にヘルメットを被らないといったりスピードをあげてといったり、もうそのまま死にたかったのかなぁ、と。
アントニオもパーカーもお互い救われていたのではないだろうか。
アントニオのあのなんとも言えない辛い過去を背負っている哀愁漂う感じ。最初から幸せなんだろうけど幸せになれていないのが伝わってきた。あくまで私の主観です。

最後、キャシーが子供を連れて空港にきて一緒に行くってついてきたの良かったぁと思ったけど、アントニオの現実的判断で連れていくべきではないと決心した所がほんとにもう、、
そうだよな、子供二人もいるし急に韓国帰ったところで宿も職もないし養えんよな、一緒に居たいけど無理よな、(号泣)
ジェシーちゃんも我慢してたよね。(号泣)

締まりわからなくなったので終わる。
みくちま

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